てんかん持ちOLの徒然日記

気の向くまま。

2019年総まとめ

 

 改めまして、あけましておめでとうございます。

 それでは早速、2019年を振り返ってみようと思います!

 

【仕事面】

 社会人2年目となり、仕事に余裕が出てきた…という風に表現することもできるけど、ある意味つまらなくなった、ともいえます。一通りの仕事を経験したので、新鮮味がなかったんですよね。

 大体の仕事の作業時間を読めるようになったのは、ありがたい変化。おかげで先の見通りが立てやすくなったし、慌てるようなこともなくなりました。先輩のサポートだった仕事が、自分メインになった。そういう意味では成長もあったし、自分の裁量でできる範囲が広がったのは嬉しいこと(いつ失敗するかひやひやものだけど…)。

 クライアントを一人で訪問するときは、前日から心臓ばくばく。時間に遅れたらどうしよう、急に体調不良になったらどうしよう。資料ちゃんと持った?説明飛んだらどうしようっていっぱい心配しすぎて、発作起こさないか心配でした。

 

 以前にはなかった習慣として、やたらとハンドクリームを塗るようになりました。ずっと室内にいて空調がいる場所にいるので乾燥します。ハンドクリームは同僚の旅行土産を使用中。普段自分では買わない香りのものもあって新鮮。甘い系とさっぱり系を気分によって使い分けて束の間のリフレッシュ。

 関係ないけど肩こりが酷いです…。

 

 いつの間にか職場に私物がかなり増えました。置いているのは基本的に化粧直し一式、目薬、髪留め、イーケプラ、生理痛止めのエルペインとバファリン・ルナ(エルペインのほうが即効性を感じるのと一粒でいいのが助かる)。鼻水対策の薬、歯磨き類。お気に入りの紅茶、膝掛け、クッション、頂き物のお菓子類。あとちょっとした現金。

 机周りを自分のお気に入りで埋めると、それだけで幸せです。

 

【勉強面】

 いやーつらかった。心を無にしてたと思います。

 合格したいという気持ち以前に、できないところをできるようになるまでやる。家にいたら勉強しないから、学校にロッカー借りて教材全部放り込んで無理矢理学校に行く体制を作る。スマホ持ってると触るから、そもそも持ち歩かない。午前中は頭がすっきりしているから、その間になるべく暗記項目をする…等々が2018年との相違点かな。仕事が慣れてくると脳の消費も少ないのでその分を勉強に回せたのも大きい。

 

 これらの工夫が結果的に功を奏した訳ですが、正直不合格だったら諦めようか、才能がないんじゃないかって自問自答の日々。試験ちょっと前がつらいんですよね、直前期だとゴールが見えていてあとちょっと!ってラストスパートかけれるのに。

 

 自分の歩んだ道は合っているのか?根本的に向いてないんじゃないか?何度もネガティブな考えが頭にもたげて、自習室で泣いたり、先生の前で泣いてしまったり…ボロボロでした。よく先生も放り出さずに辛抱強く付き合ってくれたなと思うばかり。感謝しかありません。

 合格報告しに行ったときはお互い上手く言葉が出てこないという(笑)。「褒めてください!」っていったらめちゃめちゃ褒めてくださいました(やってることが完全にガキ笑)。仕事よりも勉強優先の生活をしているので、合格通知は本当に2019年の成果といえます。

 

【生活面】

 繁忙期と試験前はさておき、閑散期は上手く遊ぶことを覚えました。1年目にはできなかったことです。閑散期に上手いことお休みとって、自分のやりたいことをやらないとそのあとのモチベーションが続かない。仕事は一年を通して繁忙期と閑散期のふり幅が大きいので、閑散期にはみんな交代でお休みをとります。友達と会ったり、旅行行ったり、本を大人買いしたりして、存分にお金を使いました。年々お金の使い方が雑になっている印象。土日は寝れるだけ寝る!(笑)

 

 歯の矯正も1年ほど経ってかなり慣れてきました。歯磨き粉に詳しくなったかも。朝昼晩きっちり磨く必要があるのでちゃんと効果あるやつにしようと思って、自分で調べました。今では歯に何かが挟まってるとイライラして何も手がつかなくなります。おすすめはデンタルフロス。痒いところまで手が届きます。

 

 社会人1年目に頻発していた、仕事終わりに家帰るともうソファから動けない…という現象がなくなりました。仕事の慣れと、いつものルーティンワークを外れると何かしらしっぺ返しを食らうことが分かったからです。ルーティンワークは一度外れると元に戻すことが難しい…。昔は体を感情のままに動かしていたけど、最近は脳から命令して手足を機械のように動かしてる印象。

 

 手料理は面倒くさくなって放棄しがち。職場近くのお弁当屋さんの利用機会が増えました。500円でちゃんとボリュームあるし、コンビニと違って出来立てだし種類多いし何より美味しい。夜はさすがに作るけど、正直食材買いに行って、作って、食べて、お皿洗っている時間があったら勉強するか寝たいというのが本音。特に一人分は割に合わない。家族分なら気合入るんだけど…。

 ただ外食よりも自作のほうが美味しく感じるし安心感、満足感は確実にある。不思議、外食のほうが技術的に優れているはずなのに。

 外食だと栄養が足りてない気がして、結果的に野菜ジュースに頼ったり、サプリに頼ったりしてました。

 

 生理用ナプキンを今まで使ってた普通のもの(?)から柄があったり香り付きのものに変えたら、生理がきてもそこまで気分が沈まなくなりました。我ながらなかなかの発見。自分が嫌だと思っているものほどお金をかけたり工夫をする余地があるんですね…。

 そういえば7月に2回生理がきたことがありました。自分は基本周期がズレないのでかなり焦りました。深刻な病気かと思ったし一時的に勉強に集中できなくなった。ただ試験終了後は問題なかったので、メンタルのストレスが子宮に及んだのではないかと、今は推測しています。職場の皆さんも試験前は一時的に白髪が増えたり、頭痛が止まらなくなったりと何かしらの不調を訴えるのですが、自分の場合は生理不順のようです。

 年度末の突然の腹痛はいまだに原因不明です。何だったのやら…。様子見。

 

まとめとしては、大体こんな感じでしょうか(予想外に長くなった)。

 

 2019年目標、達成度チェック☆(去年のブログ参照)

①引き続き、発作なし! ←達成!ありがとう!

②試験、合格!! ←やりました、合格しました!!おめでとう自分!

③仕事の流れ、大枠を掴む←できたと思う!よし!

④体力をつける ←できてない…。

 

①は本当にラッキー。ありがとう私の体、ありがとうイーケプラ。

②【勉強面】で触れたので省略。

③ちゃんと先をみて仕事片づけていた。大丈夫。

④これね…。3月ぐらいまで腹筋したり、スクワットしたり、散歩したりしてたんですけどね…試験前だとなんやかんで達成できませんでした。頭をリフレッシュさせるために軽い散歩はあったけど。うーん…残念。

 

じゃあ考えるべきは、2020年はどうするのか、ですね。

 

~長くなったので一旦区切ります~

 

宝塚徒然3~星と宙~

  残り2組、ということで星組です。

 

星組

 

星組は、花組と同じく代替わりが起こっています。この二組は今後も比較されそう。

紅ゆずる(さゆみさん)のあとの星組を引き継いだのは95期生礼真琴(まこっつぁん)です。歌・ダンス・芝居の三拍子を取り揃えた首席。いうことなし。

 

トップ娘役は舞空瞳(ひっとん)。まだ研34?の若き就任。花組であがるかと思いきや、お嫁さんにいくために星組に組換え。ファンの方のレビューを読む限り、若くして完成されたジェンヌさんだと。驚きの102期生。一番若いトップ娘役です。

このコンビはこっとんコンビと呼ぶのが個人的に好き。まだお披露目前だけど、期待値高めです。

 

星組の番狂わせは、専科の愛月ひかる(愛ちゃん)が事実上の2番手ということ!最近の組換えで一番びっくりした人事でした。同時に専科の意味についても考えさせられました(笑)

グッズのラインナップからみて愛ちゃんが2番手。若いこっとんコンビを、年長者がしっかり支える構図?キャラが被ってないからいいんじゃないかな。

ただトップへの道を考えると、愛ちゃんは別格のような。あきらやちなつさん、翔さんと同じ立ち位置にみえるのは私だけ?トップに据える気なら宙組から移動させる意味が分からない…。とはいえ不安定な専科より星組にいたほうがファンは観劇スケジュールがたてやすいからいいですね。

別箱公演からみて瀬尾ゆりあ(せおっち)3番手として育てるのか。最近彼女の爆上げが始まっています。

 

実は星組もまだ観に行ったことがありません。べにあーコンビのときはいまいち行きたい作品がなくて…。退団公演の食聖はクッキング・コメディで面白そうだったけど、今まで観たことがない人間が退団公演だけ行くのはどうなんだ?と思いやめました(チケットが当然のようにとれなかったのもある)。

 

プレお披露目は『ロックオペラモーツァルト』です。ちょっと興味あるけど、ソニン平野綾演じたコンスタンツェの「ダンスはやめられない」をひっとんが超えられるとは思えないので、やっぱり劇場お披露目(キラキラした覚えられないタイトルのやつ)でいいかな。

チケットの売れ行き次第だけど、いけたら行く予定。

 

宙組

 

 それでは、ラスト宙組に参りましょう。

 

ここはねー、すみませんあんまり興味ない組です…。

古き良き宝塚をやっている印象です。月組と同じく全部及第点を満たしているけど、特に特筆書くこともありません。あえていうなら月組が若い子寄り、宙組は昔ながらの宝塚という差別化かな。

 

トップは真風涼帆(ゆりかさん)。ゆりかさんは朝夏まなと(まぁ様)時代の2番手のときにハマって、それが本当にかっこよかったのです。いわば私にとって宝塚の入り口。ビジュアルがどストライクでした。トップ就任作品も原作全巻持ってる『天は赤い河のほとり』だったし、もう期待値が高くて、そこから一気に宝塚に詳しくなりました。

ただ…なんていうんでしょう。ゆりかさんは良くも悪くも二枚目なんです。お披露目のカイル役も二作目のレオナルド役も、いまいち薄くて、二番手の芹香斗亜(ききちゃん)のほうが印象に残るおいしい役をもらっているような気がします。歌もダンスも平均点でビジュアル(お顔・身長・手足の長さ)が突き抜けています。だから劇場にわざわざ行く気にはなれないですね、写真で十分です。むしろ動かないでほしい。とはいえ彼女のビジュアルはまさに宝塚で男役をやるために生まれてきたように感じられるので、退団されたら何をするんだろう…?と偶に考えてしまいます。

月組れいこさんもビジュアルが好きなので、トップになった瞬間キャラ薄そうで興味なくすんじゃないかと心配。

 

男役トップ1・2は、雪組がだいもん(濃い)、さきちゃん(薄い)だとしたら、宙組はゆりかさん(薄い)、ききちゃん(濃い)という対照関係にみえます。

恐らく代表作になるであろう三作目のオーシャンズ11を観に行ってないので(チケットは当然なかったです)、宙組は私の中でルネサンスで止まっています。

 

トップ娘役は星風まどか(まどかちゃん)。記念すべき100期生が真っ先にトップに就任しました。歌が上手いです。シトラスのエトワールお見事でした。

お披露目のユーリ役はまぁよかった…かな。あんまり覚えてないけど。2作目のカテリーナ役は先行画像が妖艶な女性をメイクで演出し本人の努力が垣間見えました。アクセサリー・撮影角度、とても頑張った。お顔が丸いのを頑張って大人にみえるように試行錯誤がしたのがよく伝わりました。その後のポスターをみて、あれれ?となって、公演プログラムをみて更にあれれ?となったことを思い出します。丸顔なので正面から観たらだめなんですよね…。その事実にむしろ自分がつらかったです。

逆にレビュー白鷺の城のお化粧はよかった。丸顔は和物が似合う。宙組で押されている娘役は夢白あやさんですが、大人っぽい役のカテリーナ役もオーシャンズのテス役もビジュアルは負けてました。ご本人の努力が伝わるだけに、そのやるせなさにため息が出ました。

 

二番手はききちゃん。余裕の感じられる演技・ショー。いつでもトップになれる、その準備はできています。キラキラしてます。おいしい二番手時代を満喫中。阪急交通社がスポンサーって強いですよね、もちろんなくても十分なのですが。

ジェンヌさんって多少組カラーというかどうしても色がつくのですが、ききちゃんはびっくりするくらいに透明です。組換えが多かったから?何色でも染まれるというか。お相手が誰でも素敵な調和を生み出してくれそうです。特にお相手探ししている印象がないのは、トップお二人の売り方によるかな?

 

トップお二人は同時就任でしたが、雪組ほどコンビ売りの印象はありません。恋人じゃなくて師弟関係。ここは三人のトリデンテが美しい。

2019年ラストの作品が4作目になります(先行画像はよかったのに、ポスターがよく分からない感じ)。色んな所で特典キャンペーンが組まれているので、恐らくチケットの売れ行きはよくないでしょうね。

ゆりかさんはあんまり任期は長くないと思われます。5作予想。2020年夏には退団…だと思っていたんですが、そうです、東京オリンピックなんです。ばっちり被っています。

 

雪組でもさらっと触れましたが、宙組5作目は夏の東京公演。7月末から8月末。東京だからアクセスも容易。ここに何を持ってくるのか…劇団はどう考えているのでしょうか?

通常公演にしろ退団公演にしろ、外国人観光客を意識した作品を持ってくるのか?もしそうなら二本立てのほうがよさそう。有名海外ミュージカルの線も考えたけど、レベルを比較されてマイナスイメージにされそうなので、なし。

和物…だと安直すぎ?でも分かりやすくていいような。白鷺の城みたいなやつ。今までのラインナップをみてても日本物は2作目ショー。あとは4本目お芝居のイスパニアのサムライ…はどれぐらい日本要素が入っているのかいまいち読めないです。外国人観光客を意識するなら、なるべく言葉が少なくて頭の必要ないTHE SHOWが良いのでは。

 

お芝居は現代ものでもいいんじゃないかな。ゆりかさんはスーツが似合う、いやでもオーシャンズ11やったばかりだから被るかな。2本そろって和物だと被ってるからお芝居は洋物の王道作品?うーん、読めない。いっそファンタジーでもいいような。考えれば考えるほど分からなくなってきました(笑)

宙組トップコンビは添い遂げでもいいけど、まどかちゃん残留でききちゃんと組んでも良さそう。

 

宙組は特に興味ないので、まぁ当分様子見ですね。

全てはカレンダー占いで分かるでしょう。

 

 

 

 長らくお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

 5組書き終えて、謎の達成感を感じております。

 

 ではでは。

 

宝塚徒然2。~雪~

 ときて、お次は組です!

 

トップは望海風斗(だいもん)。抜群の歌唱力と顔の好みが相まって、私の中で今一番熱いジェンヌさんです!歌を安心して聴けること、それがいかに幸せかを教えてくれます。ちゃんと感情をのせてくれるので世界観に浸れる。

だいもんはなんていうか不幸なのが似合うんですよね…しみじみとしたものというか。あてられる作品が次々悲しい結末で、ようやく別箱の20世紀号にのって、でコメディかと思いきや、また和物…いやこの続きは述べますまい。

 

雪組はトップコンビ二人を一緒に売り出しています。相乗効果が素晴らしいのです。

トップ娘役は真彩希帆(きぃちゃん)。今続々と娘役が代替わりしているのですが、いつの間にか一番古株になってしまった印象です…。しかも新しい娘役がほとんど可愛い路線にいっているので、綺麗系はもうきぃちゃんしかいないんじゃないでしょうか。彼女は可愛いのも綺麗のもどっちもいけるところが好きです。宝塚GRAPHや歌劇のポートが本当に素晴らしい!メイクや服装で印象ががらりと変わる。

蛇足ですが、公演ポスターで毎回印象が変わります…。ファントムの先行画像はむしろクリスティーヌが怪人みたいになってた…。

 

彼女ももちろん歌うま。特にファントムのビストロの場面なんて、あれを一日に二回もやる訳だから、喉が強いなぁと思ってしまいます。歴代クリスティーヌのビストロ特集を観ましたが、他の娘役は何とか音域に達している、というレベルで、きぃちゃんが突出して歌に演技や感情をのせることに成功していたという印象でした。

私はこのトップ二人が本当に大好きです!

 

二番手は彩風咲奈(さきちゃん)。抜群のスタイルをお持ちで、いつも「何頭身?」と数えてしまいます。FNS夏の歌祭りは素晴らしかったです。

母はさきちゃんの大ファンで、もっと前に出て!という主張。ファントムも壬生義士伝も抑えた役だったし、そろそろ個性強い役がきてもいいんじゃないかと思ってしまうのですが、だいもんが相当キャラ濃いんですよねー。さきちゃんも濃くしてしまうとキャラがぶつかってしまうので、しょうがないのかな?と分析。その辺は宙組と違う所ですよね(また宙組の時に詳しく)。

93期生で、次のトップは間違いなさそう。今はお相手探し中でしょうか、ハリウッド・ゴシップで潤花ちゃんとの相性を試してみる感じですね。

 

だいきほコンビがいつまでいてくれるか、というのが一番気になっています。ひかりふる路、凱旋門、念願のファントム、壬生義士伝ときて、来年明けて五作目『Once Time Upon in America』が予定されています。

先日先行画像が出ましたが、尊くて言葉を失いました。言葉を失ったので、特にここで述べることはありません(きっぱり)。池田修一郎先生脚本、だいもんがギャングというのはもう期待しかないです。是非観に行きたいのですが、チケットとれるでしょうか。ここは全力で頑張りたい。

 

凱旋門は理事降臨作品だったので、カウントしないとしても、だいもんもそろそろ長くなってきました。更に同期の花組トップみりおも退団するし、自分の引き際も考え始めていたり…するのかな…考えただけで落ち込む…。

一個人としては念願のファントムやったあとにまだ続けられるというのは凄いなと思います。よく燃え尽きずモチベーションが保てるものだ。

カレンダー占いに要注目ですね。この二人には添い遂げてほしい派です。お互い他の人と組んでいる姿が想像できないのです、本当に全く(逆に花組はみりおをやもめ退団させて、かれーくんとはなちゃん同時トップ就任でもよかったような気がします)。

 

ファントムのDVDを持っているので(人生初の宝塚DVDでもある)、序盤~ビストロまでみて、そのあとはパレードまで飛ばす、という方法で何回も繰り返して観ています。ファントムのあの終わり方が名作を名作せしめていると分かっていても、あの第二部は観るほうも気力と体力が必要です。しばらく放心状態になってしまうから、軽い気持ちでは観れず、絶対にまとまった時間が必要です。

結局最初に一回通しでみてから、リトライはしていないです。みなきゃ、と思ってるんですけどなかなか…。

パレードは、だいもんが何度も視線を飛ばしてくれるところが好きです。あのドヤ顔のカメラ目線。素晴らしい、癖になる。

きぃちゃんがデュエットダンスで奈落からあがってきて、ふわっと両腕をあげて目を開くところも好き。

 

20世紀号のDVD化を希望しているのですが、著作権の都合上難しそうですね…。

そしてムラで再演というのも、さすがにDVDにできないものを上演したりはしないと思うので…。

でも本当に観に行きたかったです。ポスターもあらすじも面白そうだったのに。

 

スカステを観てても、二人は本当に仲睦まじく、年々熟年夫婦感が出てきたように思えます。カフスボタンがお揃いだったエピソードとか可愛くて何回も観ました。だいもんに話を振られて「え、言っていいんですか?」ときぃちゃんが笑顔で楽しそうに語るのが本当に可愛いのです。

 あとだいもんが尊敬する宝塚OG天海祐希さんについて語りだして、止まらなくなってしまって、スタッフに早送りされるところも可愛い。舞台降りたらだいもんは熱烈なヅカオタです。

 

雪組は五組ある組の中で、突出して一人っ子政策を実施する組です。一度選ばれた御曹司をずっと愛でて育てていく。階段降りも一人ずつ。番手はだいもん→さきちゃん→別格枠:彩凪翔朝美絢(あーさ)。この後はひとこちゃんだったけど、花組に組換えなので、そのあとの番手は次回に要注目ですね。雪組ポーズが定着するかどうかも気になる。

 

来年の公演スケジュールをみていると、別箱で5月に文京シビックホール神戸国際会館こくさいホールがあるんですよね。詳しくは知らないのですがファンの間ではコンサートホールとして名高いそうで、つまり歌うまコンビによるリサイタル公演じゃないかともっぱらの噂です。

もちろんそうだと嬉しいのですが、みりおの横浜アリーナを見ている限り、そういうスペシャルなイベントって退団前に行われるイメージもあって、そうなるとだいもんは20202作目、つまり計6作目で退団…になってしまう。任期を考えるとあり得ない話ではないのですが、気になるのはちょうど東京オリンピックのムラ公演とどんぴしゃで被っていること。

 

 劇団はオリンピックをどう考えているのでしょうか?私は新たな集客チャンスだとみていました。全世界から東京オリンピックを観るために観光客が集まってくるはず。そして、せっかく日本に旅行するなら他の観光名所も…その中には劇やミュージカルが好きな人だって絶対いるはず!と考えてしまうのですが。

 ただ日本の観光なら歌舞伎とか能を観に行くのでは?という疑問ももちろんよぎる。

 日本の人口減少は明らかで、世界に向けて発信しないと観客数は減ってしまう。そのために数年に一度台湾に公演を行っている印象もありますし、ライブビューイングだって台湾・香港はある。

 

 この6作目を退団公演にしてしまうと、チケットはファンの間で間違いなく完売し、新規客の取り込みは難しいです。だからここは踏みとどまっていただいて20211作目で退団…だと嬉しいけど。

 問題はムラ公演なんですよね。東京じゃなくて関西、兵庫。東京は宙組だから多少は意識すると考えて(詳しくは宙組のときに)、関西がどれくらいオリンピックの影響を受けるのか未知数です。

 関西は古都、京都があるし、大阪だって世界的に有名です。宝塚は大阪から遠くないといっても、観光客が行くにはやや勇気がいる場所でもあるし、チケットをとるのも難しいでしょう。

 だいもんなら演目次第によって退団じゃなくてもチケットが完売になる可能性は十分にある(壬生義士伝はムラ公演は残念ながら完売ではありませんでした。個人的にはファンがファントムで大金を使ったうえで、そのあとの星組花組の退団公演の余波をくらったのではないかと分析しています)。

 以上を踏まえると、別に6作目で退団…でも十分あり得る…。なんか自分で述べつつも空しくなりました。

 カレンダー占いをみれば、答えが出ると思います。だいもんが8月より前なら残留だし、それ以降だと黄色信号かな。事実と向き合うのがちょっと怖い。

 

ここまで長々と書いておいて今更なんですが、実は雪組公演まだ生で観劇したことありません…ファントムは当然のようにとれなくて、LVもだめだったし、壬生義士伝はスケジュール的に厳しかった。

だからこそ、次は絶対観たい!

次の公演のチケット取り、頑張ります!

 

なんか予想外に長くなったので、星・宙はまた次回!

ここまで読んでくださってありがとうございます!

 

 

宝塚徒然。~花と月~

 

 宝塚歌劇団について最近考えていたことを、思いつくままにまとめてみました。

 完全に主観なので、意見が合わない方はごめんなさいって感じ。

 あくまで自分が吐き出したい、まとめたい、語りたいだけです。

私のジェンヌ評価基準

 個人的に宝塚ジェンヌの評価は、スタイル=歌>>>>>>ダンスです。

 

・スタイル

完全に自分の好み。

男役:顔はやや面長で、大人っぽいいわゆる王道な顔が好きです。目は切れ長で、鼻はすっと適度な高さ、唇は薄目。普段化粧はさておき、ヅカメイクのときに「かっこいい!」となる方が好き。

娘役:きれい系もかわいい系もどっちも好き。あえていうなら丸顔はあんまり好きじゃないかも…。あとロリな系統も。ジェンヌさんはみなさん美人なので重視するのはむしろ技術。

 

・歌

 音を外さない。これが第一。たまに外す方がいるので、本当にプロなの?と疑ってしまう。それを大前提としてあとは声量と腹から声が出てるか、苦しそうじゃないか。

 そしてどれだけ感情をのせて歌えているか。感情をのせているけど技術がないのは、好みじゃないです。

 

・ダンス

 私が悪いんですけど動体視力がかなり弱いみたいで、よっぽど差がついていないと分からないというのが正直なところです。何回も繰り返したらわかるんですけど、自分の観劇スタイルはマイ初日=マイ楽で、一回みれば観ればいい方。観るのもB席からオペラグラス。オペラグラスは一人しか入らないので、比較するのも難しい。だからダンスが売りのジェンヌさんは私の推しにはなりません。

 

以上を踏まえて、五組(敬称略)について述べたいと思います。

 

花組

 トップオブトップだった明日海りお(みりお)の卒業を間近に踏まえ、次期トップが柚香光(かれーくん)華優希(おはなちゃん)になることが発表されています。上級生の娘役の卒業も発表され、新陳代謝が進んでいる印象。劇団の体制から瀬戸かずや(あきらさん)が二番手だと予想できます。

 

 番手は、かれーくん、あきらさん、水美舞斗(まいてぃー)永久輝せあ(ひとこさん)でしょうか。まいてぃーとひとこさんがどうなるのか、気になるところ。私はまいてぃーが好きなので、扱いが気になります。ひとこさんは出世なのでいずれは上がると思うのですが(わざわざ組換えした訳ですし)、そうなるとまいてぃー…うーん。

 あきらさんも別箱で『マスカレード・ホテル』を主演することが決定しています。ヒロインは誰だろう出戻りの朝月希和(ひらめちゃん)? あきらさんは別格路線だと思うので、このタイミングの別箱主演は餞別じゃないかとひやひや。いつまでいてくださるのかなぁ。かれーくんを1、2作支えて退団かな。

 

 かれーくんは華やかさとダンスが売りだと分析していますが、残念ながらかれーくんのお顔が私の好みではないです。友達と母は大好きなんですけど。歌もひどいので(コンデュルメル閣下相当苦しかった)、あんまり。目力の強さは凄いと思う。

 おはなちゃんはまだ発展途上ですね。結構叩かれてるのでがんばれと思うけど、自分はジェンヌの成長過程を見守る観劇スタイルではないので、まぁ様子見。

 

 花組の次期公演は『はいからさんが通る』の一本物。発表時はまぁまぁファン界隈が揺れた印象。別箱再演は初めて聞きました。

トップコンビが好みじゃない&歌うまではないので、花組はトップが変わらない限り観に行かないと思います。

 関係ないですが、私は仙名彩世(ゆきちゃん)が大好きなので、もっと舞台に出てほしいなと思っています。みりゆきフォーエバー。

 

 

月組

 

 月組の人事はサイコパスです。一番人事が読めなくて、番狂わせが好きな自分としては、高見の見物をする分には面白いです。逆にファンになってしまうと心臓に悪いので、適度に距離を置きたい組でもあります。

 

 トップは珠城りょう(たまきち)アーサー王伝説からだから、なかなか任期が長い。美弥るりか(みやちゃん)を抑えて、早期のトップ就任でしたが、まだその決断に納得できるほどの魅力を感じられません。

 グランドホテルとか夢現無双とかご本人のキャラにあった作品を演じていると思いますが(エリザはちゃぴのためだから、トートは除外)、まぁ及第点というか、それ以上のものを感じないというか。良くも悪くも印象に残らないというか…。特に魅力を感じません。優等生・まじめ・誠実みたいな。面白くない。一番謎なのは海外ミュージカルがやたら多いこと。

 

 トップ娘役は美園さくら(さくさく)。歌が上手くて(エリザのエトワールよかった)、でも顔は好みが分かれる印象。ちゃぴのあとは海乃美月(くらげちゃん)なのか、さくさくなのかでざわざわして、結果はご存知の通り。

 やっぱり海外作品が多かったから歌える娘役が求められたのでしょうか?くらげちゃんはてっきりみやちゃんと一緒に退団するかと思ってたので、残ってくれて嬉しいです。さくさくは添い遂げるのかなぁ。分からん。

 

 二番手は劇団を見る限り、月城かなと(れいこさん。怪我が治って本当によかった。れいこさんは顔が好みなのです、麗人って感じ。ルキーニよかったけど、もっと殻を破ってほしい気もする。もっと前にきてほしい。

 

 組換えでやってきた元花組鳳月杏(ちなつさん)。みやちゃんが抜けた月組のカンフル剤で二番手かと思いきや、そうではない。別格路線かと思いきや、別箱主演が決まっています。うーん、読めない。さすがサイコパス月組。餞別ではないと思うんですが。どういう扱いなのでしょう…。

 暁千星(ありちゃん)の立ち位置も気になるところ。ちなつさんと同じくらい?顔が少年系・可愛らしい印象で、歌は伸びやか。ルドルフの『闇は広がる』はトートよりも闇を感じました。

 

 次期公演は『I am from Austria』、略してIAFAです。たまきちはこれを代表作にして、あと1、2作で、2020年遅くても2021年には退団かな。階段降りが気になりますが、一本物なのでぼかしてきそう。情報を待ちたいと思います。チケットの売れ行きが芳しくないので、なんともいえない、劇団としては力を入れてる海外作品なのに。

 個人的にはIAFA普通に脚本が面白そうなんですよね。本家公演がみたいのに、日本語字幕がついてるものがないので、残念です…。

 

予想以上に長くなったので、雪・星・宙は次に回します~。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

 

3.後日談。~お呼びじゃない副産物~

後日談とまとめになります!

前回はこちら↓

yuukageblog.hatenablog.com

前々回はこちら↓

yuukageblog.hatenablog.com

 

 

ヘルペス

 右側上下を抜いた後、予想外の苦しみに襲われました。

 術後すぐに、今までの人生で一番酷いヘルペスが口にできたのです!

 

 元々ストレスでできやすい体質ではあるのですが、今回口の中に医療器具を入れるにあたって、器具と唇が擦れたのか物凄い酷いのができました。唇の外はもちろんのこと、中にも水疱のようなものが…。

 皮膚の表面はまだ薬を塗れるのですが、口の中はもうどうしようもありません。中の水疱にうっかり何かがあたると、全身の産毛が逆立つような(ジブリの黒猫のジジみたいな)そんなひどい状態でした。水すらきつかったです…。

 今回も頬は指摘されるほど腫れなかったのですが(体質かな?)、ヘルペスは一発で分かるレベル。ヘルペスは菌がうつったりするので、二週間ほどマスク生活をしました。ちょうど12月だったので、マスクしてても不自然な季節ではなく大変助かりました。

 どうにか仕事の隙間に皮膚科に行って薬はもらったのですが、もう状態が最大限悪化したあとというか、あとは治るだけ、みたいな状態だったそうです。もっと早く来て、と言われたんですが…それができたらやってるわ…。脳は正常なので仕事には問題ないという…。

 

 一番大変だったのは食事です。左側でご飯はできないので、右側で噛むことになるのですが、うっかり水疱にあたろうもんなら悶絶もの。流動食のおじややグラタン、お粥をスプーンでどうにか水疱を避けて口の中に入れる作業はなかなかきつくて。いつもなら15分で済む食事に1時間消費することになりました。ウィダーゼリーにはお世話になりましたし、またTwitterにて介護食がいいとの助言をいただき大変助かりました(本当にありがとうございました!)。

 抜歯後は家の家事を一切放棄して、ただ寝る生活をしていました。薬局でいただいた痛み止めがなくなって、前回(右側上下抜いた際)の痛み止めに手を出してました。夜は薬の効果が切れたのか夜中に目が醒めてしまったり…なーんてことも。

 ちょうど仕事が繁忙期に入って忙しかったのですが、自分よく出社していたなと今となっては思います…本当によく頑張った。

 

 ヘルペスに関しては、完全に私の体質の問題ですので、術後の状態は人それぞれだと思います!あくまで参考までに…。

 

②四度目の通院。抜糸。

 再び総合病院へ。前回切った左下の歯肉を縫い合わせた糸を抜くためです。抜歯と抜糸を区別するために、抜糸は「バツイト」と発音するという知識を得ました。へぇー。

 本来であれば前回より一週間後に行くところを、仕事の都合で10日後にしてもらいました。結果的にはこれが大正解で、仮に一週間後であればヘルペスのせいで口をまず開くこともできない状態だったでしょう。

 抜糸自体は非常に単純で特に痛みもなく。術後の経過も良好で、問題なし。今回は非常にスムーズに終わりました。私の唇の状態をみた先生に「うわぁ、可哀そうに」と同情されたことはよく覚えています(笑)。これでも治ったほうでした(笑)。

 

③まとめ

 以上を持ちまして、親知らず抜歯の一覧の流れは終わりです!

 私自身、抜歯の際はかなり不安になってネットの情報を漁りまくったので、同じく誰かの参考になればと思います。特にてんかん持ちで親知らずを抜いた人は見当たらなかったので、今後抜く予定がある人や迷っている人に対して何らかの手助けになってくれれば嬉しいです。

 自分の場合、手術の際にてんかんだからといって特に特別なことはされなかったように思いました(一般患者のケースを知らないので、仮にされてても気付かないけど…)。イーケプラも普段通り飲んで大丈夫と言われたので、本当にいつも通りです。手術後の夜はお風呂は入らず、シャワーだけにしてとは言われましたが、全患者そう指示されるのではないでしょうか(いわれなくても年中シャワーのみですー)。

 

 気になる金額ですが(気になる人いるのかな?)、一回抜くのに、つまり二本抜くのに4,000円前後でした。保険って有難いですね。薬局でお薬もらったのも含めてトータルで約10,000円という所でしょうか。あくまで目安ですが。

 ちなみに病院でもらった領収書には「難抜歯」みたいな感じで、書かれてました。この場合の「難」が患者にかかるのか、歯にかかるのかは謎です(笑)。そもそも総合病院で抜いてもらう人って全員何かしらの難がある気もする…。

 

 今私は年明けからインビザラインという透明の歯矯正装置をつけています。痛かったらどうしようと思っていましたが、親知らずに比べれば全く問題なし!

 

 結果的に発作が起きなかったことが、一番良かったです。ずっとひやひやしながら生活していました。運がよかった…。

 とりあえず親知らずを抜こうか迷っている人で、虫歯ができている等の支障がある人は、早めに抜いたほうがいいんじゃないかというのが私の感想です。時間のある時に抜いたほうがいいと思う!

 

 長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます!

 質問などございましたら、お気軽にどうぞ~(#^^#)

 

2.全部で4本抜きました。~抜くならお早めに~

続き。前回はこちら↓

yuukageblog.hatenablog.com

今回は抜歯について具体的に。

 

①最初の通院。

 総合病院に最初にいったとき、てんかんの主治医の紹介状しか持っていっていなかったので、「歯科の紹介状はないの?」って聞かれました。わざわざ二通も必要ないだろうと思ったし、結果的に何も問題はなかったのですが、あれで正解だったのかはいまいち不明です。

 治療方針を決めるとき、一本ずつ抜いていく方法、二本ずつ抜く方法、四本一気に抜く方法と、どれがいいか聞かれました。さっさと終わらせたかったのですが、四本一気だと入院になるとのこと。仕事上入院は無理だったので、二本ずつ抜く方法を選択しました。

 個人的に面白かったのは、前紹介してもらった歯科医だと片方抜いたら、その一週間後に反対側を、という話だったのに、この総合病院だと期間をあけたいから反対側は一か月後ということ。病院によって方針が違うなぁと(結果的には大正解になったんですけどね…)。

 

②二度目の通院。右側上下の抜歯。

 自分の場合、右側の上下はきちんとはえている状態でした。心臓バクバクで挑んだ割には、「え、もう終わり?」というようなあっさり感。手術時間も30分ほどで済みました。帰りに薬局で化膿止めやら痛み止めやらをもらって帰りました。手術中はずっと口を開けてたので、唇がからっからになってしまって、みかねた助手のお姉さんがワセリン的なものを塗ってくれたのがとても助かりました。

 口元だけ穴があいたブルーシートのようなものを被せられて、視界は何も見えないのですが、助手のお兄さんが「今、××してますー」「あともう少しですー」って状況を教えてくれるので安心感がありました。メインの歯科の先生は抜くのに全力で、鼻息が耳に届くほど。力を入れてくるので腕がぷるっぷる震えているのが伝わってきました。手術とは聞いていたけど、どっちかというと工事。しかも思ってた以上に物理的でした。

 初めて知ったんですが、歯って2~3本に根(歯茎側?)が分かれているそうです。手術後、先生が「ごめん、一本折れて残しちゃった☆」って言われてパニック。ただそのあと、「大丈夫、そのうち自然に骨と合流するから!」との情報をいただき…。人類の神秘を感じました。人体半端ねぇ。

 

 人によりけりですが、術後の経過として私の場合、思ってたより頬は腫れませんでした。言わなければバレないレベル。大体10日間ぐらい痛かった。しかも親知らずという重しがいなくなったからか、他の歯が微妙に動いてしまったというか、好き勝手し始めたというか。ふとした拍子に抜けるんじゃないかとひやひやものでした。

 食事は基本的に左側(反対側)で。なんだかんだで完全に元通りという時点には一か月ほどかかりましたので、一か月後に次の予約入れておいてよかったなぁ、と…。タイミング悪いことに痛みのピーク時と生理が被ってしまって、全体的にぼーっとしながら仕事してました。

 

③三度目の通院。左側上下の抜歯。

 本当の地獄はここにありました。

 左側上下の抜歯のため、三度目の通院になりました。まず私の左側の親知らずの状態ですが、上は右と同様きちんと生えているけど、下が半分埋まっている状態です。

 病院にて、さぁ、下から抜こうとやってみたものの…一時間ぐらい経過してもうんともすんともいわなくて。途中でバイトブロックを口に突っ込まれました。これは口をずっと開けているのがそもそもつらいので、それを補助してくれるスポンジのようなもの。まさに名は体を表す。

 歯が半分埋まってるから、まずドリル?で歯茎を切って、なんとか掴める状態まで持っていって、器具で掴んで左右に?ぎーこぎーこ揺らしたり、口の外から押してみたものの、見事にびくともせず…。

 個人的にきつかったのは、前回いた状況を説明してくれる助手さんがいないこと!代わりの方は多分実習生だったんじゃないかな…。唾を吸う器具を持ったり、口を開ける補助をしたりと彼女本来の務めは果たしていたんですが、今どういう状況なのか説明は一切なくて、主治医も抜くのに精いっぱいだからとてもそんな余裕はなく。一時間以上一切会話も説明もなく機械音しか聞こえない状況だったので、暗闇をさ迷っていた感覚でした。進んでいるのか、後退しているのか、どうなっているのか。あとどれくらいで終わるのかが全く把握できないのが本当につらかったです。

 三度目の通院ともなると、そろそろ現場の上下関係と病院のシフトを把握できるようになります。今までの状況から状況説明の助手のお兄さんは現場のNo.2で、私の手術が思ってたより長引いたからその日予定されていた他の患者のオペが回らなくなって、二番手さんは他に回ったことが、現場の会話で把握できたので、心の中ですいませんー!って謝りっぱなしでした。

 指に心拍を測る装置と、腕に血圧をはかる装置を巻いてたんですが、そいつが5分ごとに腕を締め付けてくるもんで、その痛みでかろうじて時間を把握して、圧迫感で意識を保つというぎりぎりの状態でした。「こんなに痛くて、つらくてストレス溜まってるのに、発作起きないの!?逆に凄くない!?」と謎の逆切れを起こしてました。

 

 なんとか左下を抜いた頃にはぐったりしていて、先生に「残りは別の日に回す?」と聞かれたぐらいでした。でも仕事を調整するのが手間なので左上もお願いして、こちらも抜歯。なぜか左上も頑固で全く動かなくて、ちゃんとはえているのに抜けない…。途中で先生が交代し、現場のNo.2のお兄さん(私より後に予約が入っていた患者さんが終わったみたいで)に抜いてもらう始末でした。

 上下抜き終わった後、水平にしていた椅子を起こしてもらったんですが、ずっと(二時間以上?)横になっていたので、血が戻ってくるまで時間がかかって、会計まで歩く力もなくその場のソファでしばらく座っていました。

 

 帰りも前回と同じく薬局に行って同じ薬をもらって、ふらふらながらどうにか家まで帰宅しました(本当によく帰ってこれたよね…)。

 

 

~あとちょっと後日談です~↓

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1.てんかん持ちの、親知らず。~抜歯までの流れ~

 

 親知らずを抜こうとなったときに、てんかん&抜歯について書かれたブログがなかったので、自分の記録もかねて残しておこうと思います。

 ※医療的見解に基づくものではなく、あくまで素人目線なので、一意見としてお読みください。

 

 ※前置きなので、面倒な方は2へどうぞ(笑)

yuukageblog.hatenablog.com

 そもそもの流れ。

 親知らずについては、気が付いたら生えていたという感じで、いつ生えたのか自分で分かっていません。基本的に痛みはないのですが、自分が疲れているときにどうやら歯茎が薄くなって、親知らずが露出し、痛みが出るという症状が偶にありました(最寄りの歯医者さんがそう言ってた)。でもその度に、食事と睡眠をきっちりとったら治ったので、ずっと放置状態。

 就職活動中に、ストレス溜まる→歯茎が薄くなり、親知らず露出。痛いので歯医者行く→親知らずがいつの間にか生えていたことを知る、という流れ(笑)

 「抜いたらー?」とやんわり言われていたのですが、就活中でいまいち時間がとれないし、そこまで害もなかったので、その時はそこで終わりました。

 

 二年ほど経って、社会人生活もようやく慣れて安定しだした頃。

 ふと鏡で歯列をみて、思ったのです。「めっちゃ歪んでない??」

 元々それほど歯列が綺麗ではありませんでした。前歯の方向がよろしくはないけど(やや出っ歯?)、誰かに指摘されたことはなかった。歯列矯正しろってずっと親に言われてたけど、痛いのが嫌でずっと拒否していました。

 ただ今回気になったのは下の列。以前と比べて明らかに方向が傾いてる。その頃、親(私より歯並びが悪い)も歯列を矯正していたこと・生活が安定したことも手伝って、矯正することに心の天秤が傾きました。

 長年の歯列矯正への拒否反応は、見た目からして明らかに痛そうというのと、その治療に対する多額の費用も理由の一つです。ただ小学生→大学生→社会人となると金額への感じ方もまぁ変わります。三桁の金額も…まぁ歯は一生ものだし、結局親の年齢になって治療するぐらいなら今治療しておいたほうが…というリアクション。

 

 知り合いから歯列矯正専門のクリニックを紹介してもらったので、さっそく行ってみました。

 様々な検査をして、結果言われたのは「さすがに親知らず抜いたほうがいいよ」のお言葉。まぁこれは覚悟のうちです。矯正を視野に入れるなら四本。上下左右すべて。この時ようやく知ったのですが、親知らずのせいで、手前の歯に歯ブラシが届かず、虫歯になりかけてるとのこと。本格的に矯正器具をつけるまえに抜いてきてといわれ、抜歯が上手い歯科クリニックを紹介されました。

 

 そしていざ行ってみて、そこの歯医者に言われたのが、「え、てんかん?うちではちょっと…」の一言。私がどれだけ荒れたかは、Twitterみてた方はご存知かと(笑)。私の中で、てんかんと親知らず抜歯手術は全く関連するものではなかったので、衝撃を受けました。

 歯医者さん曰く、選択肢は二つ。

①    保護者(私の場合は親)に手術時にいてもらい、発作が起こった時に備える。要は何かあった時に責任を負える人間が必要。

②    総合病院を紹介するから、そこで抜歯。総合病院なら設備が整っているから、保護者の付き添いも不要。

 この日、自分はなかなか放心状態だったので、ちょっと考えさせて…と答えを保留し、ふらぁ~と家に帰る…予定でしたが、涙が止まらなかったので家の近くの公園で号泣しました(笑)。記憶が曖昧ですがポテチ一袋やけ食いした気がします( ^ω^)

 

 しばらく経って、じゃあどうしよう?と冷静になって今後の方針を考えてみました。

はできないこともないけど、正直やりたくない。親に迷惑はかけたくない。可能性としては②…。

 そこでふと思ったのが、「そもそも抜歯の手術中に発作が起きる可能性は上がるのか?」ということ。善は急げでてんかんの主治医に電話してみました(関係ないですが、社会人になってから、よく分かんなかったらとりあえず聞く、というスキルが上昇した気がします)。

 

 答えは「全くそんなことない」!!

 

 「抜歯の手術だからって発作の可能性は上がらないんだけど、民間のお医者さん異常に怖がるんだよね~そんなことないんだけどね~。よかったら知り合いの歯医者紹介しようか?てんかんの人の親知らず何回も抜いた経験ある人なんだけど(ニュアンス)」

 

 神!!!

 

 この瞬間、主治医がまじで神に見えました(電話だけど)。いつも病院で態度悪くてごめんなさいって心から謝りました。

 そこから話はとんとん拍子に進みました。主治医からの紹介状を持って、総合病院へ。最初はX線?レントゲンをとって、歯の様子をみて、治療の方針を決める。二度目で右側の親知らずを上下抜いて、三度目で左側を上下、四度目で抜糸することになりました。

 

~長くなったので、一旦区切ります。~