てんかん持ちOLの徒然日記

気の向くまま。

宝塚徒然3~星と宙~

  残り2組、ということで星組です。

 

星組

 

星組は、花組と同じく代替わりが起こっています。この二組は今後も比較されそう。

紅ゆずる(さゆみさん)のあとの星組を引き継いだのは95期生礼真琴(まこっつぁん)です。歌・ダンス・芝居の三拍子を取り揃えた首席。いうことなし。

 

トップ娘役は舞空瞳(ひっとん)。まだ研34?の若き就任。花組であがるかと思いきや、お嫁さんにいくために星組に組換え。ファンの方のレビューを読む限り、若くして完成されたジェンヌさんだと。驚きの102期生。一番若いトップ娘役です。

このコンビはこっとんコンビと呼ぶのが個人的に好き。まだお披露目前だけど、期待値高めです。

 

星組の番狂わせは、専科の愛月ひかる(愛ちゃん)が事実上の2番手ということ!最近の組換えで一番びっくりした人事でした。同時に専科の意味についても考えさせられました(笑)

グッズのラインナップからみて愛ちゃんが2番手。若いこっとんコンビを、年長者がしっかり支える構図?キャラが被ってないからいいんじゃないかな。

ただトップへの道を考えると、愛ちゃんは別格のような。あきらやちなつさん、翔さんと同じ立ち位置にみえるのは私だけ?トップに据える気なら宙組から移動させる意味が分からない…。とはいえ不安定な専科より星組にいたほうがファンは観劇スケジュールがたてやすいからいいですね。

別箱公演からみて瀬尾ゆりあ(せおっち)3番手として育てるのか。最近彼女の爆上げが始まっています。

 

実は星組もまだ観に行ったことがありません。べにあーコンビのときはいまいち行きたい作品がなくて…。退団公演の食聖はクッキング・コメディで面白そうだったけど、今まで観たことがない人間が退団公演だけ行くのはどうなんだ?と思いやめました(チケットが当然のようにとれなかったのもある)。

 

プレお披露目は『ロックオペラモーツァルト』です。ちょっと興味あるけど、ソニン平野綾演じたコンスタンツェの「ダンスはやめられない」をひっとんが超えられるとは思えないので、やっぱり劇場お披露目(キラキラした覚えられないタイトルのやつ)でいいかな。

チケットの売れ行き次第だけど、いけたら行く予定。

 

宙組

 

 それでは、ラスト宙組に参りましょう。

 

ここはねー、すみませんあんまり興味ない組です…。

古き良き宝塚をやっている印象です。月組と同じく全部及第点を満たしているけど、特に特筆書くこともありません。あえていうなら月組が若い子寄り、宙組は昔ながらの宝塚という差別化かな。

 

トップは真風涼帆(ゆりかさん)。ゆりかさんは朝夏まなと(まぁ様)時代の2番手のときにハマって、それが本当にかっこよかったのです。いわば私にとって宝塚の入り口。ビジュアルがどストライクでした。トップ就任作品も原作全巻持ってる『天は赤い河のほとり』だったし、もう期待値が高くて、そこから一気に宝塚に詳しくなりました。

ただ…なんていうんでしょう。ゆりかさんは良くも悪くも二枚目なんです。お披露目のカイル役も二作目のレオナルド役も、いまいち薄くて、二番手の芹香斗亜(ききちゃん)のほうが印象に残るおいしい役をもらっているような気がします。歌もダンスも平均点でビジュアル(お顔・身長・手足の長さ)が突き抜けています。だから劇場にわざわざ行く気にはなれないですね、写真で十分です。むしろ動かないでほしい。とはいえ彼女のビジュアルはまさに宝塚で男役をやるために生まれてきたように感じられるので、退団されたら何をするんだろう…?と偶に考えてしまいます。

月組れいこさんもビジュアルが好きなので、トップになった瞬間キャラ薄そうで興味なくすんじゃないかと心配。

 

男役トップ1・2は、雪組がだいもん(濃い)、さきちゃん(薄い)だとしたら、宙組はゆりかさん(薄い)、ききちゃん(濃い)という対照関係にみえます。

恐らく代表作になるであろう三作目のオーシャンズ11を観に行ってないので(チケットは当然なかったです)、宙組は私の中でルネサンスで止まっています。

 

トップ娘役は星風まどか(まどかちゃん)。記念すべき100期生が真っ先にトップに就任しました。歌が上手いです。シトラスのエトワールお見事でした。

お披露目のユーリ役はまぁよかった…かな。あんまり覚えてないけど。2作目のカテリーナ役は先行画像が妖艶な女性をメイクで演出し本人の努力が垣間見えました。アクセサリー・撮影角度、とても頑張った。お顔が丸いのを頑張って大人にみえるように試行錯誤がしたのがよく伝わりました。その後のポスターをみて、あれれ?となって、公演プログラムをみて更にあれれ?となったことを思い出します。丸顔なので正面から観たらだめなんですよね…。その事実にむしろ自分がつらかったです。

逆にレビュー白鷺の城のお化粧はよかった。丸顔は和物が似合う。宙組で押されている娘役は夢白あやさんですが、大人っぽい役のカテリーナ役もオーシャンズのテス役もビジュアルは負けてました。ご本人の努力が伝わるだけに、そのやるせなさにため息が出ました。

 

二番手はききちゃん。余裕の感じられる演技・ショー。いつでもトップになれる、その準備はできています。キラキラしてます。おいしい二番手時代を満喫中。阪急交通社がスポンサーって強いですよね、もちろんなくても十分なのですが。

ジェンヌさんって多少組カラーというかどうしても色がつくのですが、ききちゃんはびっくりするくらいに透明です。組換えが多かったから?何色でも染まれるというか。お相手が誰でも素敵な調和を生み出してくれそうです。特にお相手探ししている印象がないのは、トップお二人の売り方によるかな?

 

トップお二人は同時就任でしたが、雪組ほどコンビ売りの印象はありません。恋人じゃなくて師弟関係。ここは三人のトリデンテが美しい。

2019年ラストの作品が4作目になります(先行画像はよかったのに、ポスターがよく分からない感じ)。色んな所で特典キャンペーンが組まれているので、恐らくチケットの売れ行きはよくないでしょうね。

ゆりかさんはあんまり任期は長くないと思われます。5作予想。2020年夏には退団…だと思っていたんですが、そうです、東京オリンピックなんです。ばっちり被っています。

 

雪組でもさらっと触れましたが、宙組5作目は夏の東京公演。7月末から8月末。東京だからアクセスも容易。ここに何を持ってくるのか…劇団はどう考えているのでしょうか?

通常公演にしろ退団公演にしろ、外国人観光客を意識した作品を持ってくるのか?もしそうなら二本立てのほうがよさそう。有名海外ミュージカルの線も考えたけど、レベルを比較されてマイナスイメージにされそうなので、なし。

和物…だと安直すぎ?でも分かりやすくていいような。白鷺の城みたいなやつ。今までのラインナップをみてても日本物は2作目ショー。あとは4本目お芝居のイスパニアのサムライ…はどれぐらい日本要素が入っているのかいまいち読めないです。外国人観光客を意識するなら、なるべく言葉が少なくて頭の必要ないTHE SHOWが良いのでは。

 

お芝居は現代ものでもいいんじゃないかな。ゆりかさんはスーツが似合う、いやでもオーシャンズ11やったばかりだから被るかな。2本そろって和物だと被ってるからお芝居は洋物の王道作品?うーん、読めない。いっそファンタジーでもいいような。考えれば考えるほど分からなくなってきました(笑)

宙組トップコンビは添い遂げでもいいけど、まどかちゃん残留でききちゃんと組んでも良さそう。

 

宙組は特に興味ないので、まぁ当分様子見ですね。

全てはカレンダー占いで分かるでしょう。

 

 

 

 長らくお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

 5組書き終えて、謎の達成感を感じております。

 

 ではでは。