てんかん持ちOLの徒然日記

気の向くまま。

徒然なるままに。2

 思いついたことをただ書いていくだけの、まとまりのない覚書第2段。

 私の世間知らずと田舎者が出ておりますので、それでもよければどうぞ。

 

ニトリ

 都会のニトリは、街中を歩いていたら突然出てくるので驚きました。にょって感じです。

 

 私が知っているニトリというのは、いわゆる「郊外型」でした。数km離れたところから、道の脇に看板がたっていて「この先××km先、右折!」とご案内される。近くまでいけば、専用の店舗がどどーんと主張激しくどっしり構えていて、広い駐車場を併設。1階は主に雑貨、頑張っても2階まででこちらは大きめの家具。有り余る土地を利用して、縦ではなく横に伸びる形態。ちなみにUNIQRO、西松屋なんかもこの形です。

 

 それが都会に行ってみれば、主張が控えめでなかなか分かりづらい上に、高層ビルを階が分かれて存在していて驚きでした。土地がないと縦に伸びるしかないんだなぁ、とカルチャーショックのようなものを感じました。

 

 

・校歌

 都会の学校は狭いです。ちらりと見えた運動場は四角に区切られた箱庭にみえて驚きました。たまに聞く「大自然の中で子育てしたい」という台詞の意味も理解できた気がします。子どもが太陽光の下で自然の中を生き生きと走り回る様。それが確かに子どもの成長のためにいいのか、科学的根拠が存在しているのかは不明ですが、それでもやはり自分が思い描く理想の子育て環境はそれでした。

 自分の知ってる学校なんて、どこからが学校の敷地かその外なのか不明でしたし、学校の横に「禁じられた森」があるのが普通でした。そもそも各家の隣が既に森だったりしますし、子どもたちが肝試し感覚で山に入って大人に捜索されるのも、まぁ珍しいことはなかった(入っちゃだめだと言われると入りたくなる)

 

 田舎の特徴は校歌に現れると思います。山を称え、川やら海やらを称え、豊かな自然を称え、その自然の中にある我らが豊かな学び舎を称える。どこも学校もそんな校歌でした。いまだに歌えます。

 都会の学校はあまり自然がないので、どうなっているのか地味に気になります。

 

・香り

 ラベンダーの香りが好きになりました。嬉しい発見です。

 自分は何故かこの香りが幼いときから凄く苦手でした。いわゆる代表的な香りのバラもすごい苦手で、柑橘系ならなんとかセーフでした。

 ただ最近久しぶりに嗅いでみたら嫌な感じは全くせず、よく聞くリラックス効果を確かに感じました。年月を経て、好みも変わってくる。知識として知っていたけどいざ直面すると面白い。バラも今なら好きになれるかな。カモミールも昔は野草じゃん、とか思ってましたが、今は確かにリラックス効果を感じるような…。

 小さな頃苦手な野菜だったピーマン、茄子、葱、獅子唐なんかも今は大好き。

 人生生きてみるもんだな、としみじみしました。

 

・洗濯機

 一人暮らしを始める際、家になくてもいいかな、と思ったのが洗濯機でした。

 1週間に1度ぐらいしか洗濯しなさそうだったので、だったらコインランドリーに行けばいいじゃないか、と考えました。あまり家に荷物を増やしたくなかったし、引越一連の作業でかなりお金が飛んだので出費を抑えたかったのです。

 とはいえ人生でコインランドリーを使ったことがなかったので、実際に使ってみないと始まりません。なんとか辿り着いて(宣伝とかしないから探し出すのが地味に苦労した)、訳の分からないまま使いました。乾燥機に至っては使い方が分からず、一回無駄打ちしました。

 

 かなり印象に残っているのは、コインランドリーの同じ空間の中で、他に人がいるのにその人の前で自分の下着を取り出す、という行為でした。悪寒が背中を駆け抜けたのをよく覚えています。見知らぬ男性の前で、パンツやらブラを扱うことにもの凄く寒気がしました。その時いた男性は決してこちらを見ていなかったし、若い人ではなく老齢の、しかも身なりもきちっと整った穏やかで優し気な人だったにも関わらず!です。信じられないほど気持ち悪かった。肌着じゃないシャツやらタオルは特に違和感はなかったけど、普段他人に見せないような下着が本当にダメでした。

 

 自分は1年間女子寮で暮らしていたことがあって、その生活は少しコインランドリーと似ていました。ただ周りが全て同性でしたし、しかも知っている人、少なくと身元がはっきりしている人だったので特に何も感じませんでした。

 ただ今は、知らない人で、しかも男性の可能性もある。洗濯機は鍵をかけられるようなものではない上に、他人と洗濯機を共有することにぞわぞわと震えました(洗う機能がついているにも関わらず!)。

 

 コインランドリーの場所が家から少し遠い、混んでたら順番待ちの可能性もある。自分の中であれこれと言い訳を述べましたが、詰まる所あの寒気とおさらばするためならば、洗濯機を買うことになんの躊躇いもありませんでした。洗濯機を買ったというよりは安心を買ったのだと、断言できます。

 

 私は自分のことを理性的で図太いと思っていたので、これはかなり予想外でした。新しく自分を知った気持ちです。

 

・TV

 洗濯機同様、家になくてもいいかな、と思ったのがTVでした。なぜなら最近ほとんど見ていなかったから。たまたま知り合いがくれるというので貰いましたが、置物化するだろうと思いました。

 結果的として予想外のことにちょくちょくつけてます。下界と自分が切り離されたように感じることがあるので、その時に助かります。ちょうどいい雑音というか。

 あと地震があったときはやはりTVでしょうか。スマホにも当然同じぐらいの情報量がありますが電池の残を確保したいとなると、持っている方が安心です。

 

・銭湯

 今までなかなかご縁がなかったのですが、家の近くにあったので初めて行ってきました。温泉は旅行などで経験がありますが、THE 銭湯は人生初です。

 家のお風呂がやっぱりちょっと狭くて、冬だしお湯につかりたい、でも主治医から絶対ダメだと言われている…。ずっと在宅で毎日にメリハリがない…とまぁ色んな要因が重なりました。

 初の銭湯は、本当にテレビで見た通りの景色で、ここだけ時代が止まったような感覚でした。現金とか久しぶりです。広い空間でのびのびと入れて気持ちいい。壁に富士山の画があるのも都市伝説じゃなかった。風呂上りは鉄板のコーヒー牛乳を美味しくいただきました。気持ち良すぎて寝そうになるのが困ります…。ちょくちょく通う予定。

 

 今回はここまで!

 また思いついたら書きます~。