嵐の皆さん、長い間お疲れ様でした。
21年。振り返ればあっという間です。
格別ファンではなかったけど、世代ど真ん中でした。活動を休止する日が来るなんて思いもしなかったけど、誰一人メンバーが欠けないまま終わるのは本当に素晴らしいことだと思います。誰推しでもなく、グループ推しだったので、それが一番嬉しい。真ん中が5人でくるくるできて、格差がないのが好きでした。
最後まで5人。誰かが欠けたら嵐じゃない、という本人たちの認識がとても嬉しかった。会見は号泣でした。2年の猶予をくれて本当にありがとう。
出会いは『花より男子2』の初回のライブかな。入口が道明寺こと松潤だったので、あとから嵐っていうグループを知りました。ちょうど節目の10周年を迎えた頃。
『嵐の宿題くん』『VS嵐』『ひみつの嵐ちゃん』全部追いかけました。その先代の『Dの嵐』とか『まごまご嵐』はリアタイではなかったけど、ネットで動画を探してみてました。相葉すごろくでストッキング被りしてたんですよ?あの嵐が。今となって信じられない(笑)。
たまに日テレでARASHI WEEKがあったときはHDDの録画を事前にいっぱい消して、なんとか容量を確保。特番の実験するやつも好きだったし、いつの日か『嵐にしやがれ』が始まっていました。雑誌も全部追ってたので一時本当に大変でした(笑)。
Mステはいつも楽しみだった。伝説のスケスケ衣装の映像を何回観たんだろう。
好きな曲はいっぱいあって、正直選べない。Stillかな…隠れた名曲。5×10は何回聞いても泣いてしまう。王道はHappiness?「走りだせ」の歌詞で本当に走ってしまう…(笑)。
大学入ってから距離ができたけど、彼らの元気な姿を今後も一生見続けることができると信じて疑いませんでした。
・リーダー(大野智)
最年長。じゃんけんでリーダーに決まった話、何回聞いたんだろう?才能に溢れた人。歌・ダンスが大好きでした。ソロの『曇りのち、晴れ』が好き。ダンスは一番動きに無駄がなく、シンプル。一見目立たないけど、その正確さが美しい。彼のダンスが教科書で、他4人はそっから派生した、みたいな解釈でした(笑)。『truth』のダンスパフォーマンス好きだった。ライブでの輝きは素晴らしい。
バラエティはあまりしゃべらないけど、その分ヒットが大きいイメージ。一時日焼けしすぎた時とかあって、心配に。ニノとわちゃわちゃしてるのが癒しだった。うたばんで中居さんと下克上対決してるのが大好きだった。うたばんで嵐が出演だったら絶対にみてました。
本当にお疲れ様でした。ずっと辞めたい、辞めたいとデビュー当時から言っていたあなたが、ようやく「ちょっと休みたい」っていってくれたこと、本当に嬉しく思います。今後はじっくり休んでください。
・翔ちゃん(櫻井翔)
昔はやんちゃだったのにどんどん落ち着いたなー。しっかりものの次男。
司会も務めて番組の進行も上手くまわして、一番笑いを取りに行っていたような。
『山田太郎ものがたり』の役が一番好きだったかも。今思えば2人でてるなんて豪華なドラマです。
anan買うの恥ずかしくて他に2冊買って間に滑り込ませたのよく覚えてます。周りに知り合いがいないか超確認した(笑)。ソロの『T.A.B.O.O』はびっくりするくらい大人の空気でドキドキしてました。その時々でかなり顔のコンディションが変わるイメージ。
オリンピックテーマ曲『風の向こうへ』のイントロで映る上腕二頭筋が好きでした。
ダブルパーカーは一生忘れません(笑)。
・相葉ちゃん(相葉雅紀)
真ん中!特に誰推しがない私ですが、一緒に遊園地行くなら絶対相葉ちゃんだと決めてました(笑)。あそこまで素直に感情を出せるのは、今の年齢になってみると凄いなぁと思います。
何気に一番身長高くてスポーツ万能、野球少年で中華屋の息子。あと唯一の千葉出身。他4人がA型のなかで唯一のAB型。絵にかいたような天然。『マイガール』で初主演ドラマが決まった時は嬉しかった。恥ずかしくて最後まで観られなかったけど(笑)。
志村さんの件で心配してたけど、大丈夫そうでよかった。彼が泣くのを何回みたことか。いつの間にか自分の番組持つようになってて、ほろりとしました。
・ニノ(二宮和也)
末っ子ツインの片割れ。V6三宅と同じく一番顔が変わっていない人。
『フリーター、家を買う』泣かされました。ニノが主演だといつも期待値高め。『流星の絆』はよかった。クドカンの演出でがらりと原作と変えてきた。主題歌大好き。『ブラックペアン』で久しぶりにテレビつけました。
いつまでもゲーマー。パズドラCMきてよかったね。『嵐にしやがれ』の各所のスポーツ選手とゲーム対決してたの面白かった。VS嵐の衣装もいつも楽しみだった。竹内結子さんの回の白スーツに黄色の花束の印象が一番強い。あのニュースを聞いたとき、一番心配したのがニノでした。大好きな回だったけど今後テレビで放送されることは絶対ないんだろうな。仕方ないけど。
ソロ曲の『虹』は本当に大好き。本人の作詞作曲?だっけ、あの粗削りな感じがまた。シンプルなピアノで、耳に残る。
ニノが一番「5人じゃなければ嵐じゃない」って言っていたイメージ。手が小さいことを気にしてるとか、ハンバーグが好きとか、お金の使い方はシビアとか。手先が器用でギターも弾けて、あとマジックもできる。色々覚えてます。
末っ子MJ。眉(笑)。交友関係が一番広くて、熱い男のイメージ。どの芸能人も彼と飲みに行っているような…。
VS嵐を毎回ハラハラさせる諸刃の剣。食レポは毎回「うめーっ」って言ってた。花男、バンビーノ、失恋ショコラティエ、ラッキーセブン。Wild at heartのマイク蹴る演出好きだった。スマイルは内容が悲惨すぎて途中で脱落…。最終回は結末を知って安心してから観ました(笑)。
修学旅行は東京だったので、みんな当然のように恵比寿を自由行動プランの中に入れてました。駅着いて、めっちゃはしゃぎながら広場行って、それぞれ役を振ってドラマ再現したり。私は花沢類役を振られたので、道明寺役の友達と殴り合いの喧嘩のシーンを再現。同級生は基本道明寺派と花沢類派で二分してて、たまに西門さん派がいたな…。牧野つくしは飛び立とうとする飛行機に追いつくほど足早いんだよ…びっくりだよ…。映画のファイナルは友達と観に行って、ラストシーンできゃーってなってました。
こうして五人を一人一人思い起こすと、個性が光っていて素敵ですね。
12月下旬からの怒涛の嵐納め。各局にご挨拶。
24日、VS嵐(フジテレビ)。25日、Mステ(テレビ朝日)。26日、嵐にしやがれ(日テレ)。
帯番組はいつの間にか10年ほど経過していて、時の流れの速さに驚かされました。
ラストコンサート、This is 嵐 Live。
まさかの東京ドームでの無観客ライブ。観客の声援がないとやはり少し寂しくて、どうして、と思わざるを得ませんでした。
紅白中継を挟みつつ全28曲。古い記憶を呼び起こすデビュー当初の曲もありつつ、最新の曲まで。併せて当時の思い出も蘇りました。昔は何とも思わなかったけど、改めて聴くと歌詞が深く沁みいるものもあり、再発見です。
うちわのメッセージにメンバーが答えてくれる演出が好きでした。「投げキッスして」「バーンして」「ハグして」。かっこいいー!といつもなら思うのに、もう感極まってしまって涙が止まりませんでした。正直冒頭のwild at heartでもう涙腺が緩んでいて、画面がよく見えない状態でした。
途中で一人一人の言葉もありました。ファンのメッセージがドームの天井に流れていくときに、メンバーが真面目に読んでいてその表情が心にぐっときました。
最後はLove so sweet。「明けない夜はないよ」の歌詞で、五人が拳を突き上げたパフォーマンスが彼らが一番伝えたかったこと、とそのように受け取りました。
五人で肩を組んで、階段の檀上へ。時が止まればいいのに、と真剣に思いました。白の衣装が神々しく、向こう側の世界はあまりにも綺麗でした。手を繋いで頭上に掲げたポーズでのフィニッシュ。あぁ、五人なんだな。五人で嵐なんだ、と分かってたことを改めて実感しました。なんて美しく、楽しい夢だったんだろう。
私の青春は嵐と共にありました。
21年間変わらず、様々なパフォーマンスをみせたこと、飽きさせないでいたこと。
紅白の司会を務めあげ。音楽番組でトリを飾るのも珍しいことではなくなり。
いつの間にか冠番組でゲストより年上であることも珍しくなくなり。
21年。嵐のグループを生き、5人だけの特別な空気を纏い、最後まで誰一人欠けることなく。
それがどれだけ難しいか、大人になってよく分かります。
本当にたくさんのかけがえないのないものを、ありがとう。
嵐に出会えて、同じ時代を生きれて、本当によかった。
お疲れ様でした!!