てんかん持ちOLの徒然日記

気の向くまま。

宝塚徒然。~花と月~

 

 宝塚歌劇団について最近考えていたことを、思いつくままにまとめてみました。

 完全に主観なので、意見が合わない方はごめんなさいって感じ。

 あくまで自分が吐き出したい、まとめたい、語りたいだけです。

私のジェンヌ評価基準

 個人的に宝塚ジェンヌの評価は、スタイル=歌>>>>>>ダンスです。

 

・スタイル

完全に自分の好み。

男役:顔はやや面長で、大人っぽいいわゆる王道な顔が好きです。目は切れ長で、鼻はすっと適度な高さ、唇は薄目。普段化粧はさておき、ヅカメイクのときに「かっこいい!」となる方が好き。

娘役:きれい系もかわいい系もどっちも好き。あえていうなら丸顔はあんまり好きじゃないかも…。あとロリな系統も。ジェンヌさんはみなさん美人なので重視するのはむしろ技術。

 

・歌

 音を外さない。これが第一。たまに外す方がいるので、本当にプロなの?と疑ってしまう。それを大前提としてあとは声量と腹から声が出てるか、苦しそうじゃないか。

 そしてどれだけ感情をのせて歌えているか。感情をのせているけど技術がないのは、好みじゃないです。

 

・ダンス

 私が悪いんですけど動体視力がかなり弱いみたいで、よっぽど差がついていないと分からないというのが正直なところです。何回も繰り返したらわかるんですけど、自分の観劇スタイルはマイ初日=マイ楽で、一回みれば観ればいい方。観るのもB席からオペラグラス。オペラグラスは一人しか入らないので、比較するのも難しい。だからダンスが売りのジェンヌさんは私の推しにはなりません。

 

以上を踏まえて、五組(敬称略)について述べたいと思います。

 

花組

 トップオブトップだった明日海りお(みりお)の卒業を間近に踏まえ、次期トップが柚香光(かれーくん)華優希(おはなちゃん)になることが発表されています。上級生の娘役の卒業も発表され、新陳代謝が進んでいる印象。劇団の体制から瀬戸かずや(あきらさん)が二番手だと予想できます。

 

 番手は、かれーくん、あきらさん、水美舞斗(まいてぃー)永久輝せあ(ひとこさん)でしょうか。まいてぃーとひとこさんがどうなるのか、気になるところ。私はまいてぃーが好きなので、扱いが気になります。ひとこさんは出世なのでいずれは上がると思うのですが(わざわざ組換えした訳ですし)、そうなるとまいてぃー…うーん。

 あきらさんも別箱で『マスカレード・ホテル』を主演することが決定しています。ヒロインは誰だろう出戻りの朝月希和(ひらめちゃん)? あきらさんは別格路線だと思うので、このタイミングの別箱主演は餞別じゃないかとひやひや。いつまでいてくださるのかなぁ。かれーくんを1、2作支えて退団かな。

 

 かれーくんは華やかさとダンスが売りだと分析していますが、残念ながらかれーくんのお顔が私の好みではないです。友達と母は大好きなんですけど。歌もひどいので(コンデュルメル閣下相当苦しかった)、あんまり。目力の強さは凄いと思う。

 おはなちゃんはまだ発展途上ですね。結構叩かれてるのでがんばれと思うけど、自分はジェンヌの成長過程を見守る観劇スタイルではないので、まぁ様子見。

 

 花組の次期公演は『はいからさんが通る』の一本物。発表時はまぁまぁファン界隈が揺れた印象。別箱再演は初めて聞きました。

トップコンビが好みじゃない&歌うまではないので、花組はトップが変わらない限り観に行かないと思います。

 関係ないですが、私は仙名彩世(ゆきちゃん)が大好きなので、もっと舞台に出てほしいなと思っています。みりゆきフォーエバー。

 

 

月組

 

 月組の人事はサイコパスです。一番人事が読めなくて、番狂わせが好きな自分としては、高見の見物をする分には面白いです。逆にファンになってしまうと心臓に悪いので、適度に距離を置きたい組でもあります。

 

 トップは珠城りょう(たまきち)アーサー王伝説からだから、なかなか任期が長い。美弥るりか(みやちゃん)を抑えて、早期のトップ就任でしたが、まだその決断に納得できるほどの魅力を感じられません。

 グランドホテルとか夢現無双とかご本人のキャラにあった作品を演じていると思いますが(エリザはちゃぴのためだから、トートは除外)、まぁ及第点というか、それ以上のものを感じないというか。良くも悪くも印象に残らないというか…。特に魅力を感じません。優等生・まじめ・誠実みたいな。面白くない。一番謎なのは海外ミュージカルがやたら多いこと。

 

 トップ娘役は美園さくら(さくさく)。歌が上手くて(エリザのエトワールよかった)、でも顔は好みが分かれる印象。ちゃぴのあとは海乃美月(くらげちゃん)なのか、さくさくなのかでざわざわして、結果はご存知の通り。

 やっぱり海外作品が多かったから歌える娘役が求められたのでしょうか?くらげちゃんはてっきりみやちゃんと一緒に退団するかと思ってたので、残ってくれて嬉しいです。さくさくは添い遂げるのかなぁ。分からん。

 

 二番手は劇団を見る限り、月城かなと(れいこさん。怪我が治って本当によかった。れいこさんは顔が好みなのです、麗人って感じ。ルキーニよかったけど、もっと殻を破ってほしい気もする。もっと前にきてほしい。

 

 組換えでやってきた元花組鳳月杏(ちなつさん)。みやちゃんが抜けた月組のカンフル剤で二番手かと思いきや、そうではない。別格路線かと思いきや、別箱主演が決まっています。うーん、読めない。さすがサイコパス月組。餞別ではないと思うんですが。どういう扱いなのでしょう…。

 暁千星(ありちゃん)の立ち位置も気になるところ。ちなつさんと同じくらい?顔が少年系・可愛らしい印象で、歌は伸びやか。ルドルフの『闇は広がる』はトートよりも闇を感じました。

 

 次期公演は『I am from Austria』、略してIAFAです。たまきちはこれを代表作にして、あと1、2作で、2020年遅くても2021年には退団かな。階段降りが気になりますが、一本物なのでぼかしてきそう。情報を待ちたいと思います。チケットの売れ行きが芳しくないので、なんともいえない、劇団としては力を入れてる海外作品なのに。

 個人的にはIAFA普通に脚本が面白そうなんですよね。本家公演がみたいのに、日本語字幕がついてるものがないので、残念です…。

 

予想以上に長くなったので、雪・星・宙は次に回します~。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!